近江の国_米ちゃん

ブログは、ウォーキング・玉緒地区まちづくり協議会事業、町内行事、営農活動等を掲載しています。

冬の朝の祈りと絆_260117

 冬の澄んだ空気が満ちる午前9時。芝原会館には、今年も老人クラブの皆さんの穏やかな話し声が響き始めました。この会館には古くから観音様が静かに安置されており、1月の「観音講」を皮切りに、2月の朝祈禱、5月の花まつりと、移ろう季節を仏様と共に見守り続けてきました。

 一年の始まりを告げるこの観音講に集まったのは、老人クラブの会員三十名ほど。導師を務めるのもまた、共に年を重ねてきた仲間です。導師の朗々とした声に導かれ、皆で御詠歌(ごえいか)を唱えるひととき。1時間余りの念仏の中で、心は静かに整い、豊かな一体感に包まれます。

 

 厳しい寒さの中、中入りに出された熱い「ショウガ茶」の温もりは、冷えた体にじんわりと染み渡ります。お参りの後は、お酒やお茶を酌み交わしながらの和やかな語らい。観音様に見守られながら、新しい一年を健やかに歩み出す、そんな温かな冬の朝の一幕でした。